コミュ障(コミュニケーション障害)診断・改善

人と目を合わせない

 コミュ障の人は、人と目を合わせることが苦手とする方が多いようです。
 「目は口ほどに物を言う」といいますが、普通の人は会話するときに相手の目を見て、感情を読み取ったりします。
 コミュ障の人は、積極的に相手の気持ちを分かろうとしませんし、自分の気持ちを分かってもらおうともしません。

 

 逆に、目をあわせると心を読まれるのではないかと不安になります。
 悪いことをしていないのに、自分が後ろめたいことをしているような感覚を覚えます。

 

 また、目を合わせるのが苦手というよりは、目を合わせる必要がないと考える人もいます。話さえ聞ければいいと思うのです。

つきあい方のヒント

 相手の目を見ることの必要性を分からせるようにしましょう。
 次のことを分かってもらうのがポイントです。

 

  • 人と挨拶するときは、「あなたに向かって挨拶しているのだ」ということを分かってもらえなければ、相手が気づかないことがある。
  • 目を合わせないと、相手は聞いてないと思ってしまい、話をすることが嫌になってしまうことがある。
  • 話を聞くときは、ときどきうなずいたり、相づちを打ったりするものである。

 など、理屈で教えてあげると、人と目を合わせてくれるようになるでしょう。

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