コミュ障(コミュニケーション障害)診断・改善

人と接する仕事ができない

 コンピュータと向き合う仕事が多いと、人と会話することがなくなり、コミュニケーション能力が落ちてきます。同僚とうまく交流できなくなり、人と話し合ったり、一緒に作業したりすると、調子が悪くなったりもします。

治し方のヒント

 いつもモニタを眺めているというライフスタイルの偏りが、精神的によくありません。コンピュータを原因としてコミュニケーション不全などのストレス症状を起こすことを、テクノストレス症候群と呼びます。気持ちに余裕がなくなったり、うつ症状や不安感が現れたりします。また、精神だけでなく体にも疲労がたまります。
 テクノストレス症候群は、人と交流することで改善することが多いです。少しずつでいいですから、人と話しましょう。パーテーションなどで区切られた閉塞感のあるオフィスは見直しましょう。休憩時間を利用して人と話しましょう。
 症状が重いと感じる場合は、医療機関で受診しましょう。うつ対策をはじめ、さまざまなストレス対策は、できるだけ早く実施しましょう。

つきあい方のヒント

 テクノストレス症候群の人は、コンピュータとの”会話”に慣れてしまっているため、人と対面すると極度に緊張してしまうのです。「恥ずかしがらずにちゃんとやりなさい」など、急な対応を求めるのは酷なことです。少しずつ改善するようにと、指示しましょう。

コミュ障症状「人と接する仕事ができない」関連ページ

コミュ障症状「人の気持ちが読み取れない」
コミュ障症状「言葉の裏にある意味を読み取れない」
コミュ障症状「大きな声や否定的な言動に強い拒否反応を示す」
コミュ障症状「省略した言葉使いを理解できない」
コミュ障の症状を紹介します。
コミュ障症状「その場に応じた行動ができない」
コミュ障症状「会話相手の表情を読み取れない」
コミュ障症状「人と目を合わせない」
コミュ障症状「自分に興味があることになると話が止まらなくなる」
コミュ障症状「同じ人を理想化したりこきおろしたり、極端な感情の動きを見せる」
コミュ障症状「些細な事で口論になる」
コミュ障症状「外出が億劫で仕方ない」
コミュ障症状「自分にとって嫌な環境や状況において、口数が少なくなる」
コミュ障症状「権威のありそうな人に意見を言えない」
コミュ障症状「同僚と交際をとらない」
コミュ障の方は、職場の同僚と交際をとりたがらない傾向にあります。
コミュ障症状「人とすれ違うのが怖い」
コミュ障症状「過去に受けた嫌なことを忘れられない」
コミュ障の症状には、過去に受けた嫌なことをいつまでも忘れられないというものがあります。ずっと恨みや悔しさが晴れず、一人悶々とします。
コミュ障症状「自己肯定感が低い」
コミュ障の症状には、自己肯定感が低いというものがあります。
コミュ障症状「ストレスがたまり、体を壊す」
コミュ障の人はストレスがたまりやすいです。上手にストレス発散しないと体を壊しかねません。
コミュ障症状「身だしなみを気にしなくなる」
コミュ障の人は人と会わないので、自然と身だしなみに気を使わなくなります。
コミュ障症状「生活リズムが乱れる」
コミュ障の人は引きこもりがちになるので、生活のリズムが乱れます。
コミュ障症状「話す機会がなくなる」
コミュ障の人は引きこもりがちになるので、誰ともしゃべらない日が当たり前になってきます。
コミュ障症状「予定があると不安でたまらなくなる」
コミュ障の人は何か予定があるとそれが終わるまで不安でたまらなくなります。
コミュ障症状「社会的に孤立する」
コミュ障の人は社会的に孤立しやすいです。社会的孤立のサインとリスクを紹介します。
"コミュハラ"に悩まされる
コミュ障の人は時として、会話を強制される”コミュハラ”(コミュニケーションハラスメント)に悩まされます。コミュハラが常態化すると、コミュ障の人は逃げ場のない状況に追い込まれていきます。
コミュ障症状「仕事に支障が出る」
コミュ障の方は、その症状のために、人間関係が気まずくなり、仕事に支障がでることも少なくありません。そんな経験をした方の体験談を紹介します。
コミュ障症状「初対面の人と話せるが距離感を上手くつかめない」
コミュ障の方の中には、初対面の人とはわりと話せるという方がいます。しかし、距離感を上手くつかめず、良いコミュニケーションができないことが多いようです。そんな経験をした方の体験談を紹介します。